展覧会アーカイブス 2006

「草莽の風」
room1




作家紹介
- 熊井 恭子
掲載紙
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しなやかさと不可逆性
ススキの原やヨシの群生を思わせる銀色のきらめき。京都で8年ぶりに個展を開いた熊井恭子は、2会場を使っての発表。太さ0.25ミリのステンレス線百本ずつを束ねて約2.5メートルの縄状造形約500本をつくり、室内いっぱいにつり下げたり、床面に立ち並べている。わら縄をゆわえるのと同じ技法で、ステンレスの硬さとしなやかさが、すっきりとした表情をみせている。照明が乱反射し、光のもやがただようような展示は、作品の周囲の空気にもオーラを振りまくようで、吹き抜ける風を感じさせる。(岩本敏朗)京都新聞 2006年3月4日

展覧会備考
マロニエGALLERY4と同時開催(2/28-3/12)