展覧会アーカイブス 2004

布にひそむ表情をひきだす -折形-
room1




作家紹介
- 小野山 和代
掲載紙
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透明な詩情と悲傷
小野山和代は透光性のある合成繊維を加熱接着する技法で、布から豊かな表情を引き出してきた。今回は細かな折りを全面に配した白布(縦3.5×横2.5メートル)を2枚、天井からつるす。作品の背後から光が入る白い画廊空間で、折り重なった部分は白く存在感を示し、それ以外の部分は透き通って見える。無数の白い折り目は、ちょうど水中を立ちのぼる泡のように、柔らかな光の連なりで視界を包む。布2枚の重なりが奥行きを感じさせ、幻想的で詩的な発表となった。黄色く染めた作品も、浮遊感を帯びた発色が心地よい。(深萱 真穂)京都新聞 2004年6月12日

展覧会備考
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