展覧会アーカイブス 2002

life part II
room1

作家紹介
- 北川 晶子
掲載紙
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空間を結ぶ想像力
伊丹在住の染織作家北川晶子が、布に転写した世界地図の断片をもう一度つなぎ合わせる作品を発表している。世界地図を元通り復元するのではなく、透ける素材の大きな布にポケットを幾つも設け、その中に地図を断片のまま入れる。他のポケットの中には、木の葉の葉脈も見える。床面には海の部分の地図をCDケースに入れて並べる。断片となった世界は作家独自のやり方で緩やかに結び合わされ、画廊空間の柔らかな光の中に浮かぶ。透明感に満ちた展示に、解体しつつあるともみえる世界へのメッセージを感じた。現実の世界はこのまま崩壊していくのだろうか、それとも緩やかに結び合っていくのだろうか。(深萱 真穂)京都新聞 2002年10月19日
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北川晶子展
2002年10/12-10/26(※会期は10/11から) 京都・ギャラリーギャラリー
継続して発表を続ける「地図シリーズ」の最新作は、空間全体を使ったインスタレーション。天井からつられた1枚の布と、床にちりばめられた透明のCDケースには、それぞれ布に転写した世界地図の一片が挟み込まれていた。布はシルクオーガンジーを使い、地図が挟み込んである部分を袋織し、周囲はロックミシンでリズミカルに縫い合わされていた。透過性の高い素材を使うことで、地図を浮かび上がらせる演出に感性が光っていた。『染織α』2003年2月号No.263

展覧会備考
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