展覧会アーカイブス 1999

上野真知子 展
room1


作家紹介
- 上野 真知子
掲載紙
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繊維造形の分野で活躍する作家の三人の個展が、それぞれに新たな展開への意図を垣間見せる。
上野真知子は、てぐす(天蚕糸)とステンレス糸をガーター編みしてつくった5×18メートルの漁網状の造形を画廊空間全体に宙吊りさせたインスタレーション(装置的な空間設営)。透明感のある網は、漂白したこうぞ紙を漉(す)くことによって、とんがり帽子状の形になって垂れたり、浮かび上がったりする変化と、ネットに白い紙片のからまる軽やかさも加わり、白の画廊空間にさわやかさが広がる。(太田垣 実)京都新聞 1999年10月2日
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上野(あがの)真知子展
1999年9/25-10/9 京都・ギャラリーギャラリー
テグス糸とステンレス・スティール糸を編んだネットを画廊空間いっぱいに張り巡らした空間構成。今回は、ところどころネットにとんがり帽子のような突起をつくり、楮の繊維をからめて、雪片か霜が降りたような清涼な印象を加えている。窓から差し込む光を、金属糸が跳ね返し、半透明のテグスが柔らかく包む。繊維造形が光をうまく媒介して、爽やかな自然のメタファーを画廊空間に仮設した。『染織α』1999年12月号No.225

展覧会備考
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