展覧会アーカイブス 1997

田辺由子展
room1/2





作家紹介
- 田辺 由子
掲載紙
-
ファイバーアートの田辺由子は、黄銅線で直径3センチほどの輪を作り、それを増殖させて編み目状の有機的な立体を作り、空間いっぱいに浮遊させた。一見、昆虫か何かの巣を想像させるが、作者の意図は、加速度的に私たちを組み込みつつあるネットワーク社会をそこに投影することにあったようだ。個人がネット化され、あたかも巨大な生命体の細胞の一部のようになっていく時代。造形の軽やかさや美しさが、不気味にも映る表現ではあった。(山)
京都新聞 1997年11月15日

展覧会備考
寿ビルに返却したRoom2を特別に利用