展覧会アーカイブス 1996

MACHINE DRAWING
room1/2

作家紹介
- 藤本 哲夫
掲載紙
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繊維造形では、藤本哲夫がミシンを使った平面作品に波模様や光りの乱反射にも似たイリュージョン(幻想)を見せる。麻の織り布にボタン・ステッチのジグザグやギャザーを無数に走らせて模様化。面倒な作業だが、細く小さな棒状フォルムを無数につくったさわやかな空間や、縫いの粗密で自然にできるたわみや収縮を造形のおもしろ味に転化している。(太)
京都新聞 1996年6月15日
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藤本哲夫個展
1996年6/8-6/20 京都・ギャラリーギャラリー
作者が近年追求する、マシンドローイングの作品展開。黒い基布に、ミシン刺繍による、一見無秩序な揺らぐような線条がいくつも重ねられ、それが矩形の平面の中に秩序ある世界を構成する。それはたとえば、闇に一条の光が射し、それがやがて世界に満ち、明るく照らすような宇宙的なイメージを呼び起こす。一室は空間構成、一室は壁面の展示だが、刺繍ならではの糸の集合が形成する立体感と光沢、それに作品の隅々にまで神経の行き届いた緻密な仕事ぶりに、装飾的で工芸的な印象を残す。『染織α』1996年10月号No.187

展覧会備考
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