展覧会アーカイブス 1995

ROZEMARIJN SPILLIAERT EXHIBITION
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作家紹介
- ロゼマレイン スピリアート
掲載紙
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着物の魅力にひかれたベルギー女性 独創的な「和風」表現
京都留学・集大成の個展 小品や大作、60点
着物の魅力にひかれて昨春来日し、京都でテキスタイルを学んでいるベルギー出身の若手デザイナーが、5日から、京都市下京区河原町四条下ルのギャラリー・ギャラリーで初の個展を開いている。作品は、ヨーロッパ女性の顔を模様にしながら、自由な発想で「和」を取り入れている。
個展を開いたのはロゼマレイン・スピリアートさん(27)。ロンドンでテキスタイル(織物の図案や織り方)を学んでいた5年前、故郷で開かれた日本紹介のイベントで着物に出合った。
「染・織・デザインをもっと知りたい」と奨学金に応募、昨年4月から京都精華大の美術学科でシルクスクリーンなどを勉強。秋から個展に向け大学と下宿で創作活動に専念してきた。
今回展示した約60点はいずれも女性の顔を、ところどころ横糸を抜いた布地に染めた図柄。樹脂加工した小品を床いっぱいに置いたオブジェ的な作品から、横1.3メートル、縦約5メートルの大作までさまざまだが、「掛け軸の表装を見てヒントを得た」という飾り方や、帯のような縦長の作品が和風をかもしだしている。
スピリアートさんは「京都の市民に作品を見てほしい。今春には帰国するが、着物の要素を取り入れた独自の作風に取り組むつもり」と話している。11日まで。京都新聞 1995年1月6日
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ロゼマイレン・スピリアート展(※正しくはロゼマレイン・スピリアート)
1995年1/5-1/10 京都・ギャラリーギャラリー
ベルギー出身で94年から1年間、京都精華大学研修生として来日した。ビーナスを一貫してテーマに取り上げ、シルクスクリーンと緯糸を抜く技法で、インスタレーションを展開している。「解き」という手法で、織るのではなく、織っていくものを解くことで、繊維の持っているはかなさ、弱さを表現していく。女神ビーナスが現代では衰退しつつある生命の象徴であると彼女は考えている。緯糸を失った女神の表情は、繊維自体の気持ちの表れでもあり、生命そのものの表情の表れでもある。『染織α』1995年4月号No.169

展覧会備考
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