展覧会アーカイブス 1994

高見 晴惠 個展
room1



作家紹介
- 高見 晴惠
掲載紙
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「国際テキスタイル・コンペティション’94」(京都文化博物館、25日まで)の開催に合わせたのか、今週の画廊街は染織関係の個展でにぎわっている。
まず、染めたり織ったりせず自由な繊維造形に挑む一連の作家たち。中でも高見晴恵は、画廊2部屋の床全面に、ハサミで細長く裁断した白、青の綿布片を敷きつめた。糸が織られて布となり、その布を裁断して糸状の布片に戻す…という逆説にも増して、ふんわりと床一面を覆いつくした布片の美しさが理屈抜きに涼を呼ぶ。第二会場の安養寺本堂(粟田口山下町)でも11日まで、タタミの間を5色の綿布片で埋めつくす“散華”のインスタレーションを試み、しばしば猛暑を忘れさせてくれた。(F)京都新聞 1994年8月13日
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高見晴恵展
1994年8/5-8/17(※会期は8/18まで) 京都・ギャラリーギャラリー
一室は白、もう一室には青の、細く切り裂いた布片が堆積し、床面を覆いつくしている。布片であることは、細片の表面にかすかにとどめる布目の痕跡にうかがわれるのみで、その固いテクスチュアに残る布の記憶は希薄だ。これまでのようなある景観へと想像力を誘う手がかりはなく、眼前には人間シュレッダーのように、1本1本無数の布片を截りとっていく行為の堆積が広がるばかりだ。『染織α』1994年10月号No.163

展覧会備考
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