展覧会アーカイブス 1994

黒・白・虹
room1/2






作家紹介
- 戸矢崎 満雄
掲載紙
-
先週からの個展に続き別画廊での新たな個展をスタートさせた戸矢崎満雄は、手わざよりも着想の面白さと、この作家特有の機知が利いた発表だ。既製品のボタンを何千個と集め、そのボタンを床に並べて、ボタンの色で虹の七色の美しい階調を生み出したり、黒と白のボタンを、いくつも置き並べた作品は、形の大小、色の濃淡によって、黒と白それぞれの統一のなかに微妙な差異が生彩を伴って浮かび上がる。染めるという行為にこだわる、この作家は、今回、全く染めることもなく、既製品のボタンで物質と色彩の関係を楽しく提示する。(O)
京都新聞 1994年3月26日

展覧会備考
−