展覧会アーカイブス 1993

常山恵未セルフポートレイト展 − Lady workers −
room1

作家紹介
- 常山 恵未
掲載紙
-
働く女性の現実“生け撮り” 真の男女平等問いかけ
撮影助手が京都で個展 自分を被写体に
「本当の男女平等とは何か」をメッセージに、女性の目で現代のキャリアウーマンの姿を描いたユニークな個展が、京都市下京区河原町四条下ル、ギャラリーギャラリーで開かれる。
同市北区の撮影助手、常山恵未さん(23)。同市北区の撮影スタジオに勤める傍ら、自己を被写体にした「セルフポートレート」をテーマに写真を撮り続けている。
就職をきっかけに、女性の社会進出について関心を持ったという常山さん。同展では、自らオフィスで残業するキャリアウーマンにふんして写真に登場。コピー機やコンピュータ画面の光でつくった陰影とブルーを強調した色使いで、働く女性の張り詰めた状態や孤独感を表現している。
会場では、窓枠のガラス部分に写真を張りつけ、窓越しにのぞいたような写真2点を展示する。
常山さんは「ステレオタイプのキャリアウーマンを皮肉をこめて演じてみた。女性が肩ひじを張らないといけない、男性のようにならなければ成立しない平等は本当の男女平等ではないのでは。女性は今のままでいいのか、作品を通して、働く女性たちに、疑問を投げかけたい」と話している。読売新聞 1993年9月7日

展覧会備考
−