展覧会アーカイブス 1992

新道弘之個展
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作家紹介
- 新道 弘之
掲載紙
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日常生活の中心に「藍(あい)」を据える京都・美山在住の染色作家・新道弘之が、さわやかな藍染の作品群を発表した。
細長い5枚の麻布を組み合わせたほぼ正方形の白い大画面に、つけ染めによる藍一色の色面が浮かび上がる。藍の色面は市松模様であったり正方形であったりするが、すべて麻布の部分を幾度となく藍液につけ染めして発色させただけの作業。市松模様の場合は藍染部分を交互に配し、正方形模様の場合は藍染部分を中央に集合させた結果にすぎない。麻布自体の密度の違いで生じる藍の濃淡を対置させたのも、すべて必然の行為。作為と無作為のギリギリのせめぎ合いのところで表現行為を続ける作者の姿勢と美感が、さわやかさを生み出したのだろう。(F)京都新聞 1992年7月11日

展覧会備考
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