展覧会アーカイブス 1991

高田有子個展
room1/2







作家紹介
- 高田 有子
掲載紙
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布や紙といった優しい素材による造形表現が、今週の画廊街でも目につく。まず高田有子。白く立ちのぼる煙か、はかないカゲロウか。刷毛染めによる淡い水色のトレーシングペーパー片を何百、何千枚も貼(は)り重ねただけの薄っぺらな揺らぎ造形だが、ほのぼのとした詩情を漂わす。(F)
京都新聞 1991年5月18日
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高田有子展
1991年5/11-5/23 京都・ギャラリーギャラリー
トレーシングペーパーなど、紙を素材に作品展開する高田有子さん。今回は二室に分け、対称的な空間構成を発表した。窓からの自然光を生かした造形は、透過するトレーシング紙の小片を貼り合わせ、爽やかなブルー、イエロー、無地への階調で、光をはらむ柔らかな浮遊感を、もう一室では初めて用いたというブローニュフィルム(ママ)の巻き紙(黒)による硬質感のある構成。同じく小片の貼り重ね手法だが、焼失の跡をイメージさせるかのように輪郭だけを残す。空間、素材、色彩の対比を印象づけた。『染織α』1991年8月号No.125

展覧会備考
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