展覧会アーカイブス 1987

小林尚美個展
room2




作家紹介
- 小林 尚美
掲載紙
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染織の町・京都で開催中の世界織物会議(ITF)に合わせて、力のこもったファイバー(繊維造形)関係の個展が相ついでいる。[…]
小林尚美もまた、糸や紙を素材に、みずみずしい感性の仕事を見せる。深紅に染めた絹糸を積み重ねて、壁面いっぱいに展開する単純華麗な円形。円といっても、糸束に未接着部分が施されているため、深紅の円は微妙なたるみを生じている。糸のもつ性質を素直に生かした仕掛けが、この大作を豊かに見せるのだろう。糸束の円と同じく、別室の床面に並ぶこより糸と和紙の仕事も、すでに発表ずみのアイデア。角材を抜き取った空洞状の紙造形30数枚が整然と並ぶ状況にも、作者と素材との優しいかかわりがある。(F)京都新聞 1987年11月7日

展覧会備考
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