展覧会アーカイブス 1986

榎本寿紀個展
room1

作家紹介
- 榎本 寿紀
掲載紙
-
染や繊維を素材にした若い二人の作家が、色彩豊かな作品を見せる。
まず武蔵野美大出身の榎本寿紀は、白一色の無人ギャラリーを、カラフルな装置空間に変ぼうさせた。角棒や木板、木枝、木箱のまわりに、原色鮮やかなフェルト状の布を細く裁断してビッシリ貼(は)りつけ、天井から壁面、床まで楽しく飾って遊び心を誘う。少々幼さが残る手仕事の跡だが、芯(しん)に隠しているさまざまな木を、共通の色布で覆い包むことによって等価した。心なごむインスタレーションだ。(F)京都新聞 1986年12月6日

展覧会備考
−