展覧会アーカイブス 1986

中川真木個展
room1

作家紹介
- 中川 真木
掲載紙
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大阪勢の実力派の発表が目立った今週の画廊街で、ひかえ目ながら心和らぐ個展をみせてくれたのは、京都の若手、中川真木。
無人のギャラリーには、白い衣紋掛けのような造形を段違いに順列組み合わせたモビールが、数限りなくつるされている。見ているうちに、秋空に広がる筋雲の重なりのようにも、無数に飛ぶ鳥の白い抽象形態のようにも感じられてくる。聞けば、この衣紋掛状の造形は、竹の骨を中に入れながら、ひとつひとつ紙を溜漉(ためすき)してつくり上げたそうだ。その数三百余。ここにも、手の込んだ仕事を感じさせない、さりげなさが作品に生きている。(O)京都新聞 1986年9月20日

展覧会備考
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