展覧会アーカイブス 1981

中川真木個展
room1

作家紹介
- 中川 真木
掲載紙
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白い床面にブルーの布を並べる 中川真木作品展
1981年8/1-8/14(※会期は8/3-8/13) ギャラリー・ギャラリー
京都に誕生した無人ギャラリー、ギャラリー・ギャラリー(四条河原町下ル)で、去る8月1日より14日まで中川真木さんの作品展が行なわれた。
中川さんは、同ギャラリーの主宰者である織りの草間喆雄氏、小林正和氏が教鞭をとる京都成安女子短大の卒業生。これまで同ギャラリーでは、小林氏、草間氏をはじめ、京都、東京そしてカナダの作家など、7名の作品展をおこなっているが、まったくの若手ということでは中川さんが初めて。
白い画廊空間をただガラスごしに見るだけ、という設定は、作る側にとってはなかなか難しい問いかけであり、恐らく今回の中川さんの作品も、そうした空間に対する試みが大きな構成の要素になったのではないかと思われる。
白い床面に10枚のブルーの布を並べる。布は正方形。白い部屋のちょうど見る側から横一列に等間隔で並んだ布は、その片端に旗のさおのような細い棒をつけ、そのまま一方をまくる形になる。
白とブルーのコントラストが鮮やかで、等間隔の配列の仕方に、女性らしい細やかな心くばりは感じられるが、逆にいえば空間に対する挑みがない。この空間をまきこむ形での作品設定がなければ、あえて白い無人ギャラリーを開放していく意味も弱まるのではないだろうか。『染織α』1981年10月号No.7

展覧会備考
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