展覧会アーカイブス 1981

Broom
room1


作家紹介
- 草間 喆雄
掲載紙
-
竹の枝を織り重ね
“無人ギャラリー”として話題を呼ぶ同画廊も、オープンいらい二ヶ月。自然光を利用し、まっ白な画廊空間に展示された作品をガラス窓越しに“のぞき”見するという状況設定そのものがユニークなため何を並べてもサマになるという危うさも秘めているようだ。
今回の発表者は京都市在住のファイバー作家・草間喆雄。葉がすっかり落ちて骨だけになった竹の枝を、百本以上も交互に扇型に重ね合わせただけの“作品”だ。竹ボウキづくりの素材を、このような場に登場させ、しいていえば、“織り重ね”のイメージとダブらせたかったのか。それにしても感性の仕事が、この会場にはフィットしすぎるようだ。(F)京都新聞 1981年6月20日

展覧会備考
−