展覧会アーカイブス 1981

Pillar
room1


作家紹介
- 小林 尚美
掲載紙
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真っ赤な綿糸束の柱
ナイーブな感性を持つ京都在住のファイバー(繊維)造形作家・小林尚美が、白い画廊空間に赤く染めた綿糸束を4本、柱状にして積み上げた。
綿糸の束を素材に、特別な造形を試みているわけでもない。問屋さんから買ってきた生(き)の綿糸束を化学染料で真っ赤に染め、同じ化学染料で綿糸のヒモを緑に染めて真っ赤な綿糸束をしばっただけのことだが、赤と緑のあでやかな響き合いといい、絹糸(ママ)という素材感の変ぼうぶりといい、変な思い入れの造形意識がないだけに新鮮な状況が生じている。ちなみに、綿糸束を3本のヒモでしばった状態も、問屋で売られている時と同じ状態だとか。ひかえ目な状況設定ゆえのみずみずしさが漂っている会場だ。京都新聞 1981年6月6日

展覧会備考
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