熱田 聖子/Seiko A.PURDUE 個展 (fiber

2021年11月20日(土)ー 12月5日(日) 12:00 – 19:00 ( 最終日は、17時まで)木曜休み

Artist: 熱田 聖子/Seiko A. Purdue

Meadow / Cluster(広がる草原とクラスター) コウゾ、シルク、天然染料、2021 www.seikopurdue.com/

最近 天然染料に魅せられて研究中です。パンデミックと気候変動で自然について 真剣に考えはじめて いる今、アメリカの自然に囲まれたノースウェストに住み、つくづく恵まれた環境にいることに感謝してい ます。こんな中でも環境問題が出ています。自然は嘘をつきません。私達人間が環境破壊をしてること を認識し、アーティストとしての表現をしてみました。

“Meadow” は絹のオーガンジーで緑に染めた布に黄色に染めたコウゾをかけ 一つ一つ仕上げてからイ ンスタレーションにした作品です。作物の収穫を得るためには多くの時間と労力がかかります。一面に広 がる田んぼやトウモロコシ畑のように健康な植物が永遠に広がる様を想像しています。また個々の集まり が偉大なる自然全体につながることも考えています。現在(10/31/2021)、アメリカの COVID19(コロ ナ)での死者数はおよそ 745,000 人です。この数を一つずつ作ることは不可能でも この作品の一つ一 つが一人一人としたら 4000 倍以上だということを皆様に想像していただきたいです。

“Cluster”は 絞りの布から形を型取りした紙(コウゾ)の作品です。紫はロッグウッドという木の皮からの 色で、グラデーションを使って突起状の形との有機的な集まりを表現しています。このような凹凸のある かたちは 地形や身体に現れるように自然の基本形であると思います。美しい自然も人間も 病気になる可能性があります。もし一部がウィルスに感染すると周辺に感染する怖さを体験した今日、コ ロナのクラスターの勢いを考えてしまうかもしいれません。

作家略歴
大阪出身
1992 京都精華大学卒業
1995 モンクレア州立大学卒業 (アメリカ、MA/修士)
1997 シカゴインスティチュートアートスクール修了(アメリカ, MFA/大学院) 2001- 西ワシントン州立大学美術学部, 助教授, 准教授, 教授

主な展覧会

2004 第五回インターナショナル コンテンポラリーテキスタイルアートの展覧会と会議, (カーソン、ウクライナ)

2005 五回インターナショナル カウーナス テキスタイルアートバイアニアル, (カウーナス、リトアニア)

2007 “Fabric of Identity”, 展覧会&シンポジアム企画と出品 (ウェスタンギャラリー、ウェスタンワシントン大学、ベリングハム、ワシントン州)

2010 “Lofty Aspirations”、カーラ ジェイさんとの共同制作による壁のインスタレーション (ウェスタンワシントン大学内の50周年記念で 選抜された長期保存のプロジェクト)

2013 “Warp and Weft: The Northwest and Japan”, 個展 (サンワン島の美術館、フライデーハーバー、ワシントン州)

2015 アーティスト レジデンスと個展, (手わざ工房で制作,越前和紙の里 卯立の工芸館、福井)

2016  “氷河”、 個展, (ギャラリーギャラリー、京都)
2017 “Coded Threads: Textile and Technology” 展覧会&シンポジアム企画

(ウェスタンギャラリー、ウェスタンワシントン大学、ベリングハム、ワシントン州)
2020 “Kumihimo Wishes; Current Times”
個展, (ジャンソンアートセンター、リンデン、ワシントン州)