経歴
1959 | 東京都に生まれる |
1984 | 多摩美術大学染織デザイン科 織専攻卒業 水町アトリエ助手(ダマスク織・強撚糸によるタピストリー制作及び、染織α「織りのドラフトノート」他、水町真砂子先生著作のアシスタント) |
1988~’91 | 東京家政大学服飾美術科 臨時補助員(非常勤助手) |
1991~’93 | 東京家政大学服飾美術科 非常勤講師 |
2000~ | 御茶の水美術専門学校 非常勤講師 |
2003~ | 長岡造形大学 非常勤講師 桜美林大学総合文化学群 非常勤講師 |
個展 | |
2001 | ダマスク織による-風に吹かれて-(ワコール銀座アートスペース) |
2005 | 「ダマスク織の記憶」(ワコール銀座アートスペース) |
グループ展 | |
1984 | 新制作展(東京都美術館)/ ’87~96, 98 |
1985 | 新制作展 新作家賞 日本クラフト展(銀座松屋、他) |
1986 | Jugend gestaltet(西ドイツ) 新制作協会春季展(ポケットパークギャラリー) |
1987 | Fiber as Art(ギャラリースペース21、他) |
1988 | Fiber as Art / ’95~’00 |
1990 | 日本染織作家アメリカ巡回展(ワシントン州、他) |
1993 | 全国工房クラフト展(横浜高島屋)/ ’03 |
1994 | 日本クラフト展(銀座松屋、他)以後毎年 |
1995 | クラフトマンズヨコハマ会員展(岩崎美術館)/ ’97 |
1996 | 素材によるかたち(梅ヶ丘アートセンター) |
1998 | 素材を追って-繊維による試み-(世田谷美術館) |
2000 | 新進作家タぺストリー展(織絵ギャラリー) タぺストリーと花器展(クリオギャラリー、他) |
2001 | 日本クラフト展/優秀賞(銀座松屋、他) |
2002 | 2人展「関係項」(千疋屋ギャラリー) 意向する繊維-時の波動-展(多摩美術大学美術館) |
2004 | 11th International Triennial of Tapestry, Lodz ’04/銅賞(ウッヂ・ポーランド) |
2007 | 21世紀シルクロードプロジェクト ジョイント巡回展(東京/トルコ) |
執筆 | |
2003 | 「ダマスク織の技法と表現」(月刊染織α6月号) |
2006 | 「日本クラフトデザイン協会の50年を辿る」(月刊染織α9月号) |
受賞 | |
1985 | 新作家賞/新制作展 |
2001 | 優秀賞/日本クラフト展 |
2004 | 銅賞/11th International Triennial of Tapestry, Lodz ’04 |
所属団体 | |
(社)日本クラフトデザイン協会 理事 ジャパンテキスタイルカウンシル |
展覧会
「Damask weaving – Garden」
2007年9月1日(土)~15日(土)
■『ギャラリーギャラリー』
ダマスク織の技法で創られた、アルミ丸棒を織り込む作品と紙を織り込む作品が、空間で照応しあい「Garden」を出現します。
作品構成
約W1300×H1700 2点 素材(絹・綿・麻・アルミニウム)
約W1240×H2200 2点 素材(絹・綿・麻・紙)
■『ギャラリーギャラリーEX』
素材感を生かしたダマスク織とノッティング技法の作品で、水をイメージした「Garden」を、、、。
作品構成
壁面 約W680×H1450 2点 素材(麻・麻紙・アルミニウム)
床 約W1400×H2000 1点 素材(麻・麻紙・絹・アルミニウム)
私のダマスク織とは繻子織の事では無く、「一人で織れる空引き織機=ダマスク織機」を用いて手織をした織物の事です。自由な形を、10数本の糸を撚り合わせた経糸と、緯に入れた金属や紙が織物組織により関係し、美しい表情を作り出します。
現在では、手織の世界にコンピューターと連動した、ドビ-織機やジャガード織機が導入されて複雑な織物が手織でも制作される様になりました。同じような事がもっと自由に出来る織機が『ダマスク織機』です。私の作品を通して、ダマスク織機の魅力にもふれて頂きたいと思います。