経歴
1963 | 大阪に生まれる |
1988 | 京都市立芸術大学大学院修了 |
個展 | |
1991 | オンギャラリー(大阪) ギャラリーマロニエ(京都) |
1992 | 「終わりなき螺旋」プラスマイナスギャラリー(東京) |
1994 | ギャラリーギャラリー(京都) |
1996 | 「Endless Net Way」ギャラリーマロニエ(京都) |
1997 | ギャラリー・イン・ザ・ブルー(宇都宮) ギャラリーギャラリー(京都) 「Endless Net Way」シューギャラリーオオタ(芦屋) |
1998 | 「Endless Net Way」グラスステーション・オーバ大阪 |
グループ展 | |
1985 | 京都美術工芸展(京都府立文化芸術会館) |
1990 | 現代の工芸展-1950年以降に生まれた作家たち(京都府立文化芸術会館) |
1992 | あかりのオブジェ(岐阜市文化センター) |
1994 | 京都美術工芸ビエンナーレ(京都府京都文化博物館) |
1995 | テキスタイルミニアチュールワークス -コンテンポラリーアート-(ギャラリーギャラリー・京都、カナダ・オーストラリア巡回) 国際タペストリートリエンナーレ(ウッチ中央染織博物館、ポーランド) 現代作家立体小品展 “ON THE WALLXI”(ワコール銀座アートスペース・東京、ギャラリーマロニエ・京都)/ ’97, ’98 現代ファイバーアートの諸相(京都市四条ギャラリー) BOXアート展(ギャラリーインザブルー・宇都)/ ’96 |
1996 | Fiber as Art part V -意向する糸の記憶-(ギャラリースペース21・東京、岡山県立大学、大阪芸術大学) 現代作家立体小品展(ギャラリーマロニエ・京都 / ’97, ’98, ’99、ワコール銀座アートスペース・東京) |
1997 | 美の予感-工芸(高島屋、日本巡回) Common Space 2(ペジノック中央公園・スロベキア) |
1998 | 芸術祭典・京 公募「京を創る」(黒谷、真如堂、宗忠神社内・京都) 現代作家11人の視点(滋賀県立近代美術館ギャラリー) ジャパニーズテキスタイルミニアチュール -折り畳む-(オーストラリア巡回) IMAGINATIONS ’98 -Japanese Texitle Miniture-(ガスチュイスカペル・ベルギー) 包有する形-連と層(ギャラリースペース21・東京) |
1999 | 国際テキスタイルコンペティション・京都(京都府京都文化博物館) 美の探検者 -木と布と紙-(アートプラネット余次元・大阪) 京都美術工芸展・選抜部門(京都府京都文化博物館) |
2000 | フィリップモリス・アートアワード2000(恵比寿ガーデンプレイス・東京) |
2001 | TEXTURAL SPACE(イギリス巡回) |
その他 | |
1991 | パフォーマンス「転身物語」の舞台美術を担当(府民ホールアルティー・京都) |
1995 | アースミュージックフェスティバル(黒谷 金戒光明寺・京都)庭園にインスタレーション |
展覧会
「花の連鎖」
2002年12月10日(火)~21日(土)
継ぎ目ないリング状の管は、一節ごとに反転を繰り返す連続体として表現されていま
す。花に見えた部分はやがて種となり、花芯から反転した茎は種を割り、やがて新た
な花を咲かせます。メタファーとしての花は命あるものの連鎖として位置づけられま
すが、自身が作品を作り続けることそのものでもあります。
この作品は羊毛を原料としたフェルトの技法で出来ていますが、フェルトは太古の昔
から人類の手によって作られてきたものです。液体のなかで羊毛の一本一本が振動を
与えられることによって、泳ぎ絡まり合いながら固まっていく。その過程は今だ形を
成してないフェルトの生暖かな柔らかな触感と相まって、あたかも生命の誕生の場に
立ち合ったかのごとく神秘的ですらあります。このような制作過程にくらべて完成し
た作品は化石のようなものと言えるかもしれませんが、より制作者と近い感覚を手で
触れて体験されることを望みます。
「境界、1枚の布」
2005年4月16日(土)~30日(土)
「一枚の布 うつろいて」
2008年4月26日(土)~5月10日(土)
田辺 由子 展
2011年6月4日-6月18日
田辺 由子 展
2014年10月4日-10月18日