扇 千花

Chika Ohgi

経歴

1960 大阪に生まれる
1982 成安女子短期大学研究科修了
1997 京都精華大学大学院美術研究科修了
1998 国際交流基金助成を受け国立オーストラリア大学 キャンベラ スクール オブ アートでアーティスト イン レジデンス
2000 文化庁インターンシップ研修員
個展
1981 scene(ギャラリーギャラリー・京都)
1985 scene(ギャラリーギャラリー・京都)
seed(ギャラリーRII・京都)
1986 land(ギャラリーCASA・京都)
scene(ギャラリーギャラリー・京都)
1987 scene(ギャラリーギャラリー・京都)
1988 noble mind(ギャラリーギャラリー・京都)
1990 feather / water(ギャラリーギャラリー・京都)
1991 from air to air / wafer(ギャラリーギャラリー・京都)
1992 from hell to heaven / from heaven to hell(ギャラリーギャラリー・京都)
1993 floating grass(ギャラリーギャラリー・京都)
1994 thin ice(ワコール銀座アートスペース・東京)
water pillar(ギャラリーマロニエ・京都)
1995 from hell to heaven(シューギャラリーオオタ・兵庫)
光は満ちて水は大気に漂う(ギャラリーギャラリー・京都)
1996 水の粒子/光の粒子/空白の画廊(ギャラリーギャラリー・京都)
1997 光の粒子(ギャラリーすずき・京都)
紙のかけら(エクスポート アクシス・東京)
1998 音のかけら(ギャラリーギャラリー・京都)
soda bubbles(キャンベラ ミュージアム&ギャラリー・オーストラリア)
the little exhibition(ギャラリーマロニエ・京都)
ジェリーフィッシュのいる庭(エキジビションスペース 東京国際フォーラム・東京)
1999 アトリエ美術館-紙で織りなす光と影(枚方市立御殿山美術センター・大阪)
漉き紙が奏でる空間-インスタレーションとミニアチュール(エキジビションスペース エクリュ + エイチ エム・東京)
ケナフプロジェクトIII-ケナフによるインスタレーション(京都市東山青年の家・京都)
光の粒子(ギャラリーギャラリー・京都)
グループ展
1982 空気感(Studio 37・京都)
anan カルトポステル(平凡出版社)
1983 ミニアチュール 14×14 (ARK・京都/サンフランシスコ近代美術館・アメリカ)
袋展(東門画廊・兵庫)
朝日現代クラフト展(阪急百貨店・大阪)
HIGASHIMON INTERNATIONAL ’83(HELLE GALLERRY・U.C.バークレー・アメリカ)
1984 空気感(靱ギャラリー・大阪)
1985 Happy [ti:] House(ギャラリーRII・京都)
京都現代クラフト コンクール(アバンティ・京都)
マスカレード展(ギャラリーギャラリー・京都)
1986 第6回現代美術今立紙展(今立トレーニングセンター・福井)
京都クラフト コンペ インターナショナル(京都クラフトセンター・京都)
成安卒業生選抜展(ギャラリー成安・京都)
1987 ギャラリーギャラリー第2室オープン記念展(ギャラリーギャラリー・京都)
ブックエンドとペーパーウエイト(ヴォイスギャラリー・京都)
新鮮繊維(アートスペース ル モンド・京都)
国際テキスタイル コンペティション’87 京都(国立京都国際会館イベントホール・京都)
1988 ファイバー アズ アート パートIII〔相乗する繊維〕(ギャラリースペース21・東京/韓国/金沢/京都)
第7回国際ミニアチュール テキスタイル ビエンナーレ(サバリア美術館・ハンガリー)
夏色の布(新宿伊勢丹百貨店・東京)
No Nukes, One Love(ヴォイスギャラリー・京都/他)
インターセクト エクジビション(京都クラフトセンター・京都)
テキスタイル アート’88 (ギャラリー無有・京都)
12月の卓上(ヴォイスギャラリー・京都)
1989 第9回現代美術今立紙展(今立トレーニングセンター・福井)
朝日現代クラフト展(阪急百貨店・大阪/東京)
Artistic Jewelry(ヴォイスギャラリー・京都)
織りによるミニアチュール展(ギャラリーギャリー・京都)
セッション(ギャラリーマロニエ・京都)
1990 第41回京都工芸美術展(京都府京都文化博物館・京都)
第10回現代美術今立紙展(福井)
1992 第15回国際ローザンヌ ビエンナーレ(ローザンヌ州立美術館・スイス/オランダ/デンマーク)
テキスタイル ミニアチュール ワークス 18×18(ギャラリーギャラリー・京都/福島/東京/1993 ベルギー/1995 カナダ)
1993 芸術祭典・京 四条ストリート ギャラリー(東洋信託銀行京都支店・京都)
第4回国際ミニ テキスタイル トリエンナーレ(アンジェ市立美術館・フランス)
第3回紙わざ大賞展(プラザおおるり・静岡)
国際ホップランド賞コンペティション(ポップリンゲ・ベルギー)
1994 京都工芸ビエンナーレ1994(京都府京都文化博物館・京都)
light and shadow -Japanese Artists in Space(ノースダコダ美術館・アメリカ)
ミニ アート テキスタイル(コモ・イタリア)
第4回国際テキスタイルコンペティション(京都府京都文化博物館・京都)
1995 テキスタイル ミニアチュール ワークス 18×18 (ギャラリーギャラリー・京都/カナダ/1996 オーストラリア)
ファイバー アズ アート パートIV〔甦る糸の思考〕(ギャラリースペース21・東京/京都)
第3回国際掌中新立体造形公募展(名古屋市中小企業振興会館・愛知)
Touch, Please(元明倫小学校跡地・京都)
紙の世界(国立国際美術館・大阪)
今様山背絵馬展(井手町高神社・京都)
1996 ファイバー アズ アート パートV〔意向する糸の記憶〕(ギャラリースペース21・東京/岡山/大阪)
アートキャンプ’96今立・紙の実験(いまだて芸術館・福井)
Paper Art Fashion(ハンブルグ工芸美術博物館・ドイツ)
ベトナック プライズ招待展(セントトゥリィデン市立カルチャーセンター・ベルギー)
Mine Drawing Exhibition(ギャラリーギャラリー・京都)
1997 シガ・アニュアル’97 -紙・生まれ変わる造形-(滋賀県立近代美術館・滋賀)
’97京都美術工芸展(京都府京都文化博物館・京都)
第5回国際テキスタイル コンペティション(京都府京都文化博物館・京都)
ファイバー アズ アート パートVI〔潜在する形-張と縮-〕(ギャラリースペース21・東京/名古屋/金沢/山形)
第8回伊丹クラフト展 JEWELLRY(伊丹市立工芸センター・兵庫)
画廊の視点(大阪府立現代美術センター・大阪)
京都美術工芸展選抜部門(京都府京都文化博物館・京都)
1998 Artist’s Book ’98-30-W(ヴォイスギャラリー・京都)
Spool gallery space presents – 6(スプール・京都)
ファイバー アズ アート パートVII〔包有する形-連と層-〕(ギャラリースペース21・東京/群馬/大阪)
’98新鋭美術選抜展(京都市美術館・京都)
IMAGINATIONS -Contemporary Japanese Textile Exhibition-(コーン アート・ベルギー)
IMAGINATIONS -Japanese Textile Miniature Exhibition- (ガステュイスカペル・ベルギー)
Japanese Textile Miniature Exhibition “folding”(キャンベラ ミュージアム&ギャラリー/リバプールミュージアム・オーストラリア)
福助展(ギャラリーにしかわ・京都)
1999 ファイバー アズ アート パートVIII〔彷遊する形-操と拓-〕(ギャラリースペース21・東京/福島)
THE LIBRARY 1999(ギャラリーアートスペース・東京/ギャラリーそわか・京都)
SOFA 1999 NYC(ニューヨーク・アメリカ)
2000 藻の記憶-海の紙をめぐる4人の表現(リアスアーク美術館・宮城)
表出するイメージ:和紙を通した現代美術の表現(三鷹市芸術文化センター・東京)
folding(伊丹市立工芸ギャラリー・兵庫)
ケナフプロジェクトIII-ケナフ・アート・ワークショップ作品展(京都市東山青年の家・京都)
受賞
1994 優秀賞/京都工芸ビエンナーレ1994
1996 グランプリ賞/ベトナックプライズ招待展
ワークショップ/ペーパーメイキング
1997 京都精華大学・京都
1998 プライム ローズ アート アンド クラフト センター・シドニー
国立オーストラリア大学・キャンベラ
川島テキスタイル スクール・京都
京都精華大学・京都
1999 枚方市立御殿山美術センター・大阪
川島テキスタイル スクール・京都
和光大学・東京
京都精華大学・京都
成安造形短期大学・京都
2000 京都市東山青年の家・京都
三鷹市芸術文化センター・東京
リアスアーク美術館・宮城
川島テキスタイルスクール・京都
和光大学・東京
横浜美術館市民のアトリエ・神奈川
パブリックコレクション
リアスアーク美術館・宮城

展覧会

「from air to air」
「wafer」
1991年9月14日(土)~26日(木)

扇 千花扇 千花

 

 

 

 

 

 

 

「from hell to heaven」
「from heaven to hell」
1992年10月3日(土)~15日(木)
「天と地をつなぐもの」は、異界を結ぶ梯子のようなものである。
第1室 from hell to heaven は地から天に伸びる様を、
第2室 from heaven to hell は天から地に降りてくる様を表現している。
空間の中を観者が歩くと、わずかな空気の揺れが生じる。
紙片は、天地に張られた糸を中心として、ゆっくり回転する。
庭園を散歩する様にこの空間を全身で感じてもらいたいと思っている。

扇 千花扇 千花

 

 

 

 

 

 

扇 千花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「floating grass」
1993年9月20日(月)~30日(木)
水辺にたたずみ
意識の深層に漂う事柄をすくいあげる

扇 千花扇 千花

 

 

 

 

 

 

 

「光は満ちて水は大気に漂う」
1995年9月30日(土)~10月12日(木)
ぼんやりと辺りを見まわし
ふと網膜に映る像に焦点を合わせる

扇 千花扇 千花

「水の粒子」「光の粒子」「空白の画廊」
1996年10月19日(土)~31日(木)

「水の粒子」
空間に、紙片は、拡散し
その曖昧な境界領域は、無限に連続する

「光の粒子」
空間に、色彩は、拡散し
その曖昧な境界領域は、無限に連続する

「空白の画廊」
額縁と台座として認知される窓枠と窓台
額縁と台座として認知される作品

外光は窓から射し込み台上の色彩を空間に広げる

物は画廊の部分でしかなく
ただ空間に光-色彩だけが存在する

扇 千花扇 千花扇 千花

 

 

 

 

 

 

 

「音のかけら」
1998年1月5日(月)~14日(水)
音はあたりに漂っていて私達に様々な感じを与えてくれるけれど
見ることも触れることも出来ない
そんな抽象的な存在に興味がある
しかし私の作品は物質を媒体としているので
何かものを使用しなければ成り立たない
今回は、炭を素材に選んだが、それは私が形態を決めるのではなく
制作過程の中で偶発的に出来た輪郭を用いたかったからである
空間に微妙なものを存在させることになり
ものとものとの間に生まれる空気感に包まれる体験をしてもらいたい

扇 千花扇 千花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「光の粒子」
1999年12月13日(月)~22日(水)
霧、
虹、
温度、
風、
香、
煙、
音、
滴、
光、…
揺れる影の空間を漂う空気の感じ
そこにあるのに立ち消えてしまいそうな空気の感じ
光のかけらをいっぱい宙に浮かべて

扇 千花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「光の粒子-反射」
2000年8月25日(金)、26日(土)

扇 千花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扇 千花 展
2009年3月14日-2009年3月28日
扇 千花 展 2009年3月14日-2009年3月28日

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年9月8日-9月22日
扇 千花