2021年12月12日(日)- 26日(日) 12:00 – 19:00 最終日は、17時まで
▫️作家コメント
【 植物のすがた 】
植物は、見ていて飽きません。そう感じている方は多いと思います。
植物は、多様で、アクティブで、ユニークで、根性があります。
植物は、喋ったり、聞いたり、歩いたり、飛んだりします。
そして、植物に囲まれていると、体や心が緩んで、呼吸が楽になります。気配に包まれます。交信している気配。の様に感じます。
植物のそのような有様や気配を、擬動物化したすがたで表したら、表現できるのではと思い、植物をモチーフに動く動作の象徴である動物様の足をつけた作品を制作しています。それは、様々に、生きているかたちです。
そして、その様な作品を、様々な素材に手を触れながら製作していると、動物も植物も、地も水も風も宇宙も、私たちの営みも、全てが共に在る、と感じます。
□作家略歴
1978〜95年 日産自動車(株) デザイン本部勤務
2002年 武蔵野美術大学大学院 修了
現在 女子美術大学 デザイン・工芸学科 非常勤講師
個展 2005, 2006, 2007, 2008, 2011, 2013, 2014, 2015, 2016, 2018, 2019, 2021年
千疋屋ギャラリー、KANEKO ART TOKYO、巷房、ギャラリー猫亀屋 他
2004年 The World Meeting of Felt Art /ハンガリー 入選
2005年~ JTC展(金沢21世紀美術館、福岡アジア美術館、網走美術館他)
2007年 Fiber As Art展 Silk Road Project/東京〜シルクロード巡回
2010年~ ミニアチュール展(青山5610、伊丹工芸センター、他)
2011年 The Nature of spirit/マドリッド、サラマンカ
2012年 MINIARTEXTIL COMO/イタリア、フランス Antonio Ratti賞受賞
2013年 Fiberart International/アメリカ Best in Show受賞
2013~2015年 Contemporary Miniature Fiber Art Japan/リトアニア等
2017, 18年 日豪国際アート交流展/シドニー、福岡
2019年 MINIARTEXTIL COMO/イタリア展示 他多数
2006年 『テキスタイル ー表現と技法—』武蔵野美術大学出版局 共著