経歴
1961 | 京都に生まれる |
1987 | 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了 |
個展 | |
1997 | ギャラリーマロニエ・京都 / ’02, ’05 |
グループ展 | |
1993~1997 | Weave Wave展(ギャラリーマロニエ・京都) |
1994~1997 | 日展(東京都美術館/京都市美術館) |
1994~2002 | 京展(京都市美術館) |
1994~2006 | 日本現代工芸美術展(東京都美術館/京都市美術館) |
1996 | 第7回伊丹クラフト展 |
1997~ | 京都工芸美術作家協会展(京都府立文化芸術会館)/ 以降4回出品 |
1998 | 第16回朝日現代クラフト展 |
2000~2005 | 日展(東京都美術館/京都市美術館) |
2004 | 大住由季・國松万琴陶と織(祇をん小西・京都) |
2005, 2006 | AZABU 10BAN ART TEXTILE(元麻布ギャラリー・東京) |
2006 | 京展(京都市美術館) |
受賞 | |
1997 | 京都市芸術文化理事長賞/京展 |
2004 | 現代工芸賞/日本現代工芸美術展 |
2005 | 京都新聞社賞/日展・京都展 |
展覧会
「織小品展」
2006年10月21日(土)~11月4日(土)
小さな作品に宿る心。
経糸に緯糸を積み重ねるタピストリーの技法は、時間を積み重ねることと同じ。
一段一段に込めるその思いは、人々への祈りの形。
神社や正月飾りで見られる御幣の形に興味を持つ。
御幣とは幣束形式の切紙の一つで、半紙に切れ込みを刻み展開されたもので、
神々の依代や、罪や穢れを祓うもの、また、供物であるとも考えられている。
この形を、タピストリーに置き換える制作を試みる。
紙のように織られたものを裁断することなく、
織る途中で綴織りの特徴であるはつり(スリット)を使い、切れ込みを作る。
これを、折り紙のように畳んだり、ねじることで平面から立体にする。
この小さなタピストリーを飾ることで、日々の幸せを願う。
「織小品展」
2008年11月29日(土)~12月13日(土)
大住 由季 展
2010年12月13日-12月26日
2012年6月30日-7月14日
2014年6月7日-6月21日