中平 美紗子/Misako NAKAHIRA ( weaving)

Misako NAKAHIRA (weaving)

2021年5月1日(土)ー 16日(日) 木曜休み

緊急事態宣言中は、12:00 – 18:00

* 木曜以外は、アポントメントで 当時の18時までにご連絡いただければ、18:00 – 19:00のご覧は可能です。

 

作家コメント

【展覧会タイトル】shima

「縞は、人と空間との間に秩序を打ち立てる-」

ミシェル・パストゥロー(1993)『悪魔の布-縞模様の歴史-』(松村剛・松村恵理 訳)

 

縞模様は平行で交わることのない線によって構成される。

罪の縞、祝祭の縞、清潔の縞、粋の縞、休息の縞、人は何世紀にも渡り、その簡素な模様に意味を見出してきた。

 

昨今、目に見えないものの存在に脅かされ、変化した私たちの生活の中にも縞は存在している。それは、人と人とが一定の間隔を保ち列を成す光景だ。

人と空間とが交互に生み出す縞、この新しい秩序の模様を生み出してから1年が過ぎる。

 

いつか縞の色や柄の秩序が乱れ、融合する瞬間を私は待ち望んでいる。

 

作家略歴

1992年生まれ 高知県出身

2017年 京都造形芸術大学大学院(現: 京都芸術大学大学院) 芸術研究科芸術専攻 修士課程 総合造形領域修了

現在         同大学 染織テキスタイルコース 非常勤講師

 

【個展経歴】

2017年「和紙を織る」GALLERY 恵風

2019年「WATER」Art Spot Korin

【展覧会経歴】

2015年 第8回 いの美術展 立体部門「特選」/いの紙の博物館(高知)

7大学推薦 若手の饗宴「染織 tomorrow」gallery MARONIE

2016年 第70回高知県展工芸部門/「新人賞」「県美術復興会奨励賞」/ 高知市文化プラ  ザ かるぽーと (高知)

2017年 JYAPANTEX NIF・YOUNGTEXTILE 2017/東京国際展示場(東京)

2018年「土佐和紙の糸と布」/高知いの町紙の博物館(高知)

「The Intuitive Thread」/The Japan Foundation(Sydney,Australia)

2019年 Kyoto Art for Tomorrow 2019- 京都府新鋭選抜展 -/「アンスティチュ・フランセ関西賞」/  京都文化博物館

「オリリズムIV」いま、なぜ手で織るのか / 空間を彩る織作家 12 人展/名古 屋芸術大学アート&デザインセンター(愛知)

ContemporaryTextileArt MINIATURE WORKS-THE KYOTO- GALLERYGALLERY

「#Photogenicworks2019」Gallery Nishikawa